老舗洋食屋の懐かしい味 門真市 「大富士」



本日のランチは門真市にある洋食屋さん「大富士」に行きました。
運転免許証の更新(危うく忘れるとこだった…)で門真の試験場に行ったついでに少し足を伸ばして京阪の大和田駅まで行ってきました。
このお店の名前を聞いてピンと来られた方も多いと思うのですが、一番有名なのが十三にある「大富士」で、そのほかにも数件同じ名前のお店があるのですが、全て暖簾分けされたお店なので元は全て同じです。
とんかつが名物なのですがとんかつ専門店というわけではなく、いわゆる老舗の洋食屋さんです。
といってもやっぱりとんかつが気になりますので「上とんかつ」(1300円)をいただきました。
十三の大富士でいただいたとんかつをイメージしていたのですが、見た目は全然違います!
十三の大富士はどろりとした超濃厚デミグラスソースでしたが、こちらはさらりとしたデミグラスソースがたっぷりとかかっていて、まるでシチューの上にとんかつが乗っているという感じです。
そしてこのデミグラスソース、ちょっと甘味があって旨味もしっかりあって、何とも懐かしい感じのする味です。
何かが突出して旨いというのではなくとてもバランスの良い、安心できる味なのです。
そしてこのとんかつは「」なのでお肉の質が普通のとんかつよりも良いようなので、本来ならレアな揚げ加減のものを「」でいただき、サクサクの衣を楽しむのが好きな食べ方なのですが、このとんかつはそういう問題ではありません(^^;
これだけ豪快にたっぷりかかっているとこれはこれでまた別の楽しみ方が出来てしまいます。
しっとりとデミグラスソースが染みこんだ衣と肉汁たっぷりのお肉の一体化されたものを楽しむものなのでしょう(^^
ここはとんかつ屋ではなく洋食屋なのです!
この洋食とんかつ、子供になったような気分でとても美味しくいただきました(^^

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お肉はさすがに上質で、柔らかくてジューシーでした!
さりげなく添えられた極太の薄味ケチャップのスパゲティのチープな味が、こういうお店ならではでまた良かったですね(^^

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単品でいただいたのでもちろんこちらもいただいておきました(^^
時間が止まった老舗の洋食屋で飲む昼ビールって旨いですね~

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年季の入ったメニュー。
価格設定の基準がちょっと理解できないものもありますが、どれもこれもそそられますね(^^

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駅前なのにとても場末ちっくな雰囲気な場所にある、いかにも老舗といった感じのお店。
店内は入ってびっくり、奥行きの狭いカウンター席が6席のみの小さな小さなお店でした。
その小さなお店をとても腰の低い人の良さそうな初老のマスターお1人で切り盛りされています。
調理をしながらも色々と仕込まれていましたが、仕事ぶりがとても丁寧に見受けられて好感が持てました。
十三のお店に行ったことがあることを告げるととても嬉しそうに、そして懐かしそうに目を細めて色々と昔の話を聞かせてくださいました。
今ある「大富士」は全て暖簾分けのお店で、元々は全員ミナミにあった「大富士」で修行した仲間だそうです。
そのミナミの大富士も跡継ぎがいなくて今はお店もないそうですが、このように他のお店で昔の仲間が頑張っているのを聞くととても嬉しいのだそうです。
「十三のお店が一番早く暖簾分けで開業したのですが、実は今の店主は2代目なんです。是非とも十三のお店もご贔屓にお願いします」と、自分のお店そっちのけで宣伝しておられる姿に心が打たれました(^^
こういうお店は本当にいつまでもいつまでも長く頑張ってほしいものです。

【大富士】

住所 : 門真市常称寺町19-18 地図
電話 : 072-882-3323
営業時間 : 11:00~23:00
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ○
定休日 : 無

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