本日のランチは茶屋町アプローズにあるとんかつ専門店「かつくら」に行きました。
関西には美味しいとんかつ屋さんが少ないと言われる中、ここだけは別格扱いされることが多く、東京でも受け入れられているというお店です。
そういう噂を聞いていたため期待に胸膨らませて行ったのですが、確かにとんかつは旨かったのですが、お店の応対はファミレスレベル以下のダメダメで、全く満足度の低いお店でした。
本来の私なら「見てください!この美しい断面を!サーモンピンクに輝くこの驚くほど柔らかいとんかつを一口噛んだとたん、甘味たっぷりの肉汁があふれ出てくるではありませんか!お値段以上の満足感です!」と書くところを
「確かに柔らかくて甘味のある肉汁ですが、この値段(1660円)にしてはこのくらいで当然でしょう」となってしまうのです。
もちろんどちらもこのとんかつが「美味しい」ことを伝えているのです。
私のお店に対する評価は味だけではなくお店の雰囲気や居心地の良さがかなりのウエイトを占めていて、それが私自身が感じる味に大きく影響するのです。
厚さは太いところで2cm以上はありました。
さすがに揚がりっぷりは見事で、衣はサクサクでした。
このゴマを自分で擂ってこの上にとんかつソースを入れるスタイルです。
せっかくの美味しいとんかつをいただくのですから、いつものように「塩」をお願いしましたら全く普通の「食塩」が出てきました。
予測はしていたのでこれはこれでいいのですが、この食塩のしょっぱことしょっぱいこと!
ちょっと付けるだけでも塩の味しかしなくなってしまうほどです・・・
これだけのとんかつを出すお店なので、ちょっと良い塩を常備して欲しいと思いました。
私は絶品のとんかつには塩以外何もいらないと思っているほどです(^^
おひつに入って出てくる「麦ご飯」はとても美味しかったです!
ツヤツヤで炊き加減も抜群で、甘味たっぷりでした。
これはお代わり自由でいくらでも持ってきてもらえます。
「特上ロースかつ膳厚切り160g」は1660円。
普通の日のお昼にしてはちょっと贅沢すぎました・・・
だからこそ余計にこんな思いになってしまったのでしょう・・
午後2時を過ぎていたというのに8割方埋まっている店内には途切れる事無くお客さんがやってきました。
確かに味が良いのでお客さんも来るでしょうし、黙っていてもお客さんが流れ込んでくる場所にあることも確かです。
だからといって面倒くさそうにマニュアル文を暗唱するだけの応対ではいずれお客さんは離れていくでしょう。
それをぐっと我慢してレジに行くと、追い討ちをかけるような面倒臭そうなけだるそうな態度の男性の店員さん。
最後まで「ありがとうございました」の一言もありませんでした。
「黙っててもお客さんが勝手に入ってくる」良い立地でお店をやっているからこその「不幸」を見た気がして、なんとも悲しい気分になりました。
アルバイトの店員さんの愛想が悪いのはたまたまその人にあたったのがアンラッキーだったと思えばいいのですが、もしこの男性の店員さんがこのお店の社員だとしたらこれはもうアンラッキーでは済まされないのです。
関西を代表するとまで言われているとんかつ屋さんで本当に美味しいとんかつをいただき、さらに応援したいからこそ、あえて感じたままをありのままに書かせていただきました。
本当はまだまだ書きたいことはあるのですが、あまり酷評するのが好きではありませんのでこれ以上は何も書きませんが、まあそういうことなのです。
【かつくら】
住所 : 大阪市北区茶屋町19-19アプローズタウンB1F 地図
電話 : 06-6486-3751
営業時間 : 11:00~22:00(L.O21:00)
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ○
定休日 : テナント休館日