現在は姉妹店の「龍泉堂」で同様のランチ営業を行っております。
本日のランチは北新地の堂島船大工通りにある和食のお店「下桂茶屋 月波」に行きました。
少し前にオープンしたお店でランチが始まっていて、店頭のメニューの文字に何か惹かれるものがあり入ったお店です(^^
別のお店を目指していた私の足を完全に止めてしまった文字、それが本日いただいたこの「菜摘み膳」です。
この文字からにじみ出るただならぬオーラを感じてしまったのですが、それが大正解でした!
野菜を中心とした10種類もの「おばんざい」が綺麗な器に盛られ大きな籠に並べられている様は、見ているだけでワクワクしてしまいます。
連日連夜酷使し続けている胃袋や肝臓にはとても優しそうな一品ばかりです(^^
全ての料理に共通することは味付けが純関西風の薄味だということです。
この味は私にとってはとても嬉しい味付けで、薄味の奥に感じるお出汁を楽しみながらしみじみと旨いと思うのです。
こういう味付けでは当然素材の味が十分に活かされていて、この菜の花からは春の香りがしっかりと感じられました。
またこの茄子に染みた優しい味がたまりません!
これは冷酒か焼酎ロックが最高に合うでしょう(^^
一つ一つ説明は出来ませんが、全ての料理が手間を惜しまずとても丁寧に作られているというのがよく分かります。
ご飯と具沢山の味噌汁が付いた「菜摘み膳(なつみぜん)」は1000円ポッキリとあまりにもお値打ちです!
これだけのボリュームなのに完食しても全然重たくありませんし、何か体の中が浄化されたような気さえします(^^
この味付けなら毎日同じものでも飽きることはないでしょうが、この10種類のおばんざいは何と毎日内容が変わるそうです!
靴を脱いであがるとても落ち着けるカウンター席。
カウンター内ではたくさんの若い板前さんがテキパキと無言で仕事をされていて、その様を見ながら待つというのがまたいいですね(^^
この「菜摘み膳」は一日に何食限定とかではなく材料が無くなったら終わりだそうですが、仕込みの数を見る限り30個前後のような気がします。
これ以外のメニューも全部気になりますね(^^
本日初めて行ったお店ですがここは相当素晴らしいお店のような気がします。
それほど大きなお店ではないにもかかわらずたくさんの若い板前さんが働いていて、この内容でこのお値段は利益は完全に度外視されています。
ということはまさに「夜に来ていただけたらもっと美味しくてお得ですよ!」と夜のお得意様を掴むためのこれぞまさに北新地ランチの真骨頂だと思うのです。
黙っててもお客さんが入ってくる梅田の中心部では絶対に考えられないことです。
夜はどんなものがいただけるのか興味津々ですね(^^
【下桂茶屋 月波】
住所 : 大阪市北区堂島1-4-25 地図
電話 : 06-6346-4234
営業時間 : 17:00~23:00
土曜ランチ : ×
日曜ランチ : ×
客席 : 掘りごたつ式カウンター10席、掘りごたつ式4人掛けテーブル座×2、個室12名まで
喫煙 : 終日可
定休日 : 日・祝