本日のランチは天満橋駅近くにある鰻料理専門店「鰻 にしはら」に行きました。
少し前から美味しい江戸前鰻の進展が出来ているという噂は聞いていたのですが、行こう行こうと思いつつなかなか行けず、やっと行くことが出来ました。
そして、なぜもっと早く行かなかったのかと激しく後悔するほどのレベルの高さに、心から感動をさせていただきました!
静岡県の浜名湖の鰻の名店で17年も修行された方が、地元大阪で満を持して出店されたお店で、仕入れる鰻のクオリティはもちろん、その焼き方、お米、タレに至るまで、とにかくこだわりが半端ではありません!
お店の入り口の前には、「30分程いただく事をご了承ください」と大きく書かれています。
それを見ただけで、このお店はどのような調理をしているのかがすぐに分かりますね!
注文が通ってから生きたウナギを捌き、関東風の最も丁寧な「個一」という手法で焼いて蒸されるので、30分かかるのです!
大いに待ちましょう(^^
うな丼は、「小」(半尾)、「中」(1尾)、「大」(1尾半)の3種類用意されています。
「うな丼(中)」 (3300円)
注文して、本当にちょうど30分で登場しました!
昨今の鰻の情勢を考えると、1尾でこの大きさでこのお値段は妥当で、肝吸いとお漬物も付いているので、かなりお値打ちな部類だと思います。
この美しい焼き上がりを見ただけで、もうワクワク感が止まりません!
お箸を入れると、何の抵抗もなくふわっと切れてしまいます!
タレが適度に絡んだご飯と共にいただくと・・・
(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!
うぉぉぉ~~~、うま~~~い!!
う、う、旨すぎる~~!!
言うまでも無く鰻は全く噛む必要のないほど柔らかく、あっという間にとろけて脂の上品な甘味が口の中いっぱいに広がります!
江戸前の鰻は余分な脂を落とすために蒸されているのですが、この鰻は本当にその「余分」な分だけ、最小限に落とされていて、脂の旨味はしっかりと残されているのです!
脂を落とし過ぎて、柔らかいけど少し物足りない味の江戸前鰻もありますが、この蒸し加減はまさに完璧と言えるのではないでしょうか!
さらにご飯のやや硬めの炊き加減も素晴らしいですし、甘さも濃さも控えめのタレは鰻の甘味を最大限に引き出しています!
さらに伏兵と思われた肝吸いもお漬物も、ちょっとびっくりするほど美味しいのです!
全てにおいて非の打ちどころがなく、本当に心から感動させていただきました!
こちらはお店に入って注文をした時に、茶と一緒にお出し下さった「骨せんべい」です。
(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!
うま~~~い!!
カリカリサクサクでとても香ばしく、塩の加減が絶妙でめちゃくちゃ旨い!
思わずビールを注文しそうになりましたが、こういうものをアテに飲みながら待てれば、うな丼が出来上がるまでの30分がとても楽しいですね(^^
さらにこちらは、うな丼が出てくるまでに、またまたお出し下さったものです。
手前が「向う骨」、奥が「ヒレ」の串焼きです!
こんなものまで出してくださるなんて、驚くべきサービス精神です!
(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!
うぉぉぉ~~~、うま~~~い!!
鰻の旨味が凝縮しています!
本気で日本酒を注文しそうになりましたが、今日はまだ飲めないので、泣く泣く我慢しましたが、これはもう拷問に近かったですね(^^;
店内はゆったり落ち着いた雰囲気の清潔感溢れる空間です!
シンプルなメニューですが、このお店はこれだけで十分なのでしょう!
予約なしでお店に行くと、そこから30分待たなければならないのですが、時間を指定して予約をすると、その時間にお出しいただけるみたいなので、待たなくてもよいみたいです!
東京の有名店ではそのようなお店はありますが、大阪でこのシステムは、ここくらいのものではないかでしょうか?
谷町四丁目と天満橋のちょうど間くらいにあるお店で、それほど便利な場所ではありませんが、このお店にしてこの場所、という感じも良いですね!
一般的に既存の鰻のお店というのは、長年営業されている老舗が多く、徐々に廃業していき、新規開業もほとんど無く、お店は減る一方でしたが、この新規オープンは本当に嬉しい限りです!
これからも通わせていただきますし、是非夜にもゆっくりお伺いさせていただきたいと思います!
【鰻 にしはら】
住所 : 大阪市中央区北新町4-12 地図
電話 : 06-6926-4478
営業時間 : 11:00〜14:00(L.O)、17:00~21:00(L.O)
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ○
定休日 : 月曜日
客席 : カウンター5席、4人掛けテーブル×1
喫煙 : 終日禁煙
駐車場 : 無(お店の近所に有料コインパーキングあり)