トッピングがお好み焼き?!恐るべき大阪粉もん文化! 梅田 「九分九厘 ざんまい屋」

本日のランチは梅田一番街にあるお好み焼き屋さん「九分九厘 ざんまい屋」に行きました。
先日このお店の前を通りかかった時(と言うか、通り抜けようとした時)、お好み焼き屋さんなのに「つけ麺」を出していることを知って、どうにもそそられて行ってきました。
いただいたのは「特製つけ麺」(830円)なのですが、この写真のつけ麺の奥に気になるものが映っていますね(^^
何と、このお店のつけ麺には「トッピング」と称して「ミニ豚玉」が付いているのです!
つけ麺のトッピングにお好み焼きなんて見たことも聞いたこともありませんが、ここはお好み焼き屋さんなので、これが最も合理的なトッピングなのかもしれません(^^

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お好み焼きは後ほど楽しむとして、まずはつけダレをデッドに一口飲んでみました。
(゚Д゚)ウマー!

鶏ガラベースに鯖節と昆布のお出汁がブレンドされた和風味で、非常に濃厚な旨みが特徴です。
このまま飲むには濃すぎるくらいではありますが、それでもまろやかな甘味と旨みが感じられるのが素晴らしいと思いました。
さらに「天元豚」という豚バラ肉も入っていてとても豪華です!
豚肉は噛むほどに甘味が染み出てきてこれも旨い!

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こちらのお店は新梅田食道街の「つけ麺 上方屋 五郎ヱ門」の姉妹店なので、同じ麺を使用しているようです。
かなり太めで透明感のある麺はプリプリの腰と歯ごたえが素晴らしく(゚Д゚)ウマー!

ただあまりにツルツルし過ぎているので、サラサラのつけダレの絡みがあまり良くありません。
でも、つけダレが非常に濃厚なのでこのくらいの絡み方が丁度良いのかもしれませんね(^^
十分美味しくいただけました!

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そして「トッピング」の「ミニ豚玉」ですが、食べやすい大きさにカットされていて、半分だけソースが塗られています。
このお好み焼、小さいですが豚肉もちゃんと乗っていて、さらに焼き置きではなく、注文が通ってから目の前の鉄板で焼かれたばかりの焼きたて熱々です!
「つけダレにつけてお召し上がりください」と店員さんに言われたので、ソースの塗ってない方をつけダレにつけて食べてみました・・・

ん?ん?・・・

う、(゚Д゚)ウマー!

一瞬アンマッチに思えるのですが、食べてみると旨いじゃないですか!
つけダレもお好み焼きもどちらも美味しいので、美味しいもの同士の組み合わせなので美味しくて当然なのかもしれませんが、でもこの感覚は初めてですね~!
同じ粉もんのたこ焼きをお出汁に浸して食べる食べ方もあるのですから、お好み焼きをこのようにして食べるのもアリですよね。
しかしながら、ソースが塗ってある方はさすがにつけダレにつける気がしなかったので、カウンター上に置かれてある青のりをふってそのままいただきました(^^
もちろんお好み焼き専門店のお好み焼きなので美味しかったことは言うまでもありません。

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こちらのお店では、このつけ麺の麺と焼きそばの麺は同じものを使っているようです。
しかも、どちらも一旦麺を湯がいて釜からあげて、つけ麺は冷水で冷やし、焼きそばはそのまま鉄板でソースと具材と一緒に焼かれるのです。
これも変わってはいますが、非常に合理的ですね!
このプリプリ麺の焼きそばもかなり食べてみたいです(^^

「食」に対して貪欲な大阪では、一瞬「邪道」に見えても、それが美味しければ皆が受け入れて「正道」になっていくのです。
大阪食文化はこのように進化発展し続けているのでしょう。
それにしてもこの「つけお好み焼き」の新食感は是非多くの方にお試しいただきたいと思います(^^

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L字型のカウンター15席くらい、4人掛けテーブル6卓の結構広々としたお店です。
まだつけ麺がほとんど認知されていないからでしょうか、ほとんどの人が焼きそばかお好み焼きを注文されていました。
このつけ麺は平日の11:00~17:00のランチタイムのみの提供で、土日祝には食べる事は出来ないようなので、是非平日に行ってみてください!

【九分九厘 ざんまい屋】

住所 : 大阪市北区角田町9-36 梅田一番街 地図
電話 : 06-6314-2023
営業時間 : 11:00~24:00
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ○
定休日 : 無

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