本日の朝ごはんは築地市場内にあるお寿司屋さん「龍寿司」に行きました。
本日遂に今回の約1か月の東京生活の最終日を迎えることになりました。
長かったようであっという間だったようで、たくさん食べたようで全然食べ足りないような複雑な気分です(^^
どうせなら最後は豪勢にいこうとお寿司を食べることにしたのですが、大好きな「寿司大」はやっぱり大行列。
そこでまだ行ったことのなかったこのお店を選びました。
いただいたのは「蘭」という3150円のセットです。
仕事のある平日の朝から食べるにはどう考えてもありえない値段ではありますが、最終日なので、ということでこちらをいただきました。
まず最初に出てきたのが「トロ」と「イカ」です。
朝一からトロなんて本当に贅沢ですね(^^
サシの入り加減が絶妙で(゚Д゚)ウマー!
続いて「金目鯛」と「赤貝」
金目鯛は美味しいのは美味しいのですが、「寿司大」の「金目鯛の昆布〆め」があまりにも美味しかったのでどうしても比べてしまいます。
比べるとその味、旨みにあまりにも違いがあるのです。
一度美味し過ぎるものを食べてしまうと、その判断の基準が底上げされて高くなってしまうのは仕方ないことですね(^^;
何の経験もなくこれをいただくと間違いなく感動できるはずなのです。
赤貝はびっくりするほど大きくてコリコリの触感で(゚Д゚)ウマー!
「アジ」と「車海老」です。
このお店はこの車海老が一番の売りだと見ました!
超極太の車海老は全て天然だそうです。
肉厚でプリプリの食感がたまらなく美味しかったです!
「煮アナゴ」
柔らかくて一瞬にしてとろけてなくなってしまい(゚Д゚)ウマー!
握り7貫、巻物1本で3150円です。
この価格は市場内では相場なのでしょうが、何故か若干の割高感を感じてしまいます。
私の中では築地最高のお店「寿司大」がもう基準になってしまっているからでしょう(^^
食べ物に対する評価って難しいですね。
たとえ同じものを食べてもその評価は、その時の状況、気分、店内の雰囲気、値段等に非常に左右されるものだと思っています。
またそういう「味」以外の要素を全て取り除いて極めて客観的に味のみを評価することもできますが、人間の感性はそれだけでは説明できない複雑なものがあるのです。
築地場内で堂々と営業しているお寿司屋さんに対するお客さんの期待、要求というものは通常よりもかなり高いものがあるということを常に念頭に置いておくことがとても大切なのでしょう。
もちろんこのお店のお寿司は客観的に評価するととても美味しかったと思うのですが、お店に入ってお寿司を全部食べ終わるまでに要した時間はたった10分です。
次々に握られて慌てて食べてお店を出たという印象しか残っていないのです。
もちろんそれがこのお店のスタイルであるならばそれをどうこういうつもりはありません。
ただ私はやっぱり築地と言えども職人さんとのやり取りや仕事をされたネタを楽しむのが好きなのです。
もちろんこの店のお寿司は旨いのですが、そういうことも含めて考えると評価が分かれるところだと思います。
いずれにせよ、築地での朝ごはん最終日にたった10分で終わってしまったのがちょっと心残りで・・・・
【龍寿司】
住所 : 東京都中央区築地5-2-1 築地市場内 1号館 地図
電話 : 03-3541-9517
営業時間 : 6:30~14:00
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ×
定休日 : 日・祝・休市日