今里新地にある洋食屋さんと隠れ家　生野区　「グリル太平」

2008 1/14

本日のランチは生野区にある洋食屋さん「グリル太平」に行きました。
今里新地というかなりディープな場所で４３年間も続いている老舗洋食屋さんです。
前々からずーっと気になっていたお店にやっと行くことができました。
初めてだったのでお店の人の良さそうなおじさんに「このお店のお薦めはなんですか？」とお伺いすると、
「特製とんかつかハンバーグやなあ」とおっしゃるので、
「では両方ください！」と２つ注文しました（＾＾
まずは「特製とんかつ」（１３００円）
一番分厚い部分で３㎝はあろうかという分厚くて巨大なとんかつに特製デミグラスソースがたっぷりとかかっています！

中までしっかり火が通っていますが柔らかくてジューシーなお肉にほろ苦い旨さが特徴のデミグラスソースが良く合います。
(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ! (ﾟДﾟ)ｳﾏｰ!

続いて「ハンバーグ」（９００円）です。
これもまたデカイ！
１２㎝×７㎝×５㎝（目分量）のハンバーグにとんかつと同じデミグラスソースがかかっています。

フワフワ系のハンバーグはお肉の旨味がしっかりと感じられて(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ!

シンプルなメニューです。
デミグラスソースが美味しいので、このお店でハヤシライスを食べてみたいと思いました（＾＾
このお店は昔ながらの年季の入ったカウンター席のお店なのですが、実はこのお店の隣に秘密の隠れ家あるのです。
そのことを店主にちょっと伺うと、さっと顔色が変わりとても嬉しそうに「ちょっと着いておいで」と隣の部屋に案内してくださいました！

あの年季の入った洋食屋さんからは、そしてこの今里新地という町並みからはおそよ想像もつかないほど高級感に溢れ、まさに隠れ家というにふさわしいに部屋です。
４人で座るには広すぎる贅沢なテーブルが３卓。
壁の向こうはなんとワインセラーになっていてこちらには１５００本ほどのワインが眠っているそうです。
ワインのことはそれほど詳しくはないのですが、それこそマニアには涙ものの希少なワイン、日本ではここでしか飲めないワインなどを良心的価格で飲ませていただけるそうです。
そのワインを求めて日本中から、そしてワイン界の超大物が世界中からこのお店にやって来るというのですから驚きです！
こちらの特別室はもちろん要予約でステーキのコース（５０００円）のみ、１日１組（４人以上）限定のVIPな待遇で楽しませていただけるようです。
ただ単品４７００円のステーキを５０００円でコースにして提供しているので全く利益がないので、「その分ワインを飲んでいただいて、ワインからちょっとだけ利益をいただきます」とのこと（＾＾
４人でワイン２～３本、６人でワイン３～４本飲んで、会計が大体一人１１０００円～１５０００円くらいになるそうです。
高ーーーいですが、ステーキのコースがお値打ちのワイン代込みでこのお値段ならこれはもしかしたらかなりお得なのかもしれません。
一度検証してみる必要がありそうです（＾＾

外観はこんな感じで今里新地の街並みにとても馴染んでいるのですが、誰もこのお店の奥にあんなに素晴らしい秘密の隠れ家があるとは思いませんね（＾＾
お店のご主人は本当にワインを愛しておられるようで、私がお店にいるあいだ中ずーーーっとワインの話をしゃべりつづけておられました。
それにしてもかなり不便な場所にあるからか、お客さんは他には誰もおらず、そんなにワインをたくさん仕入れて経営は大丈夫なのかとちょっと心配になったりしてしまいました（＾＾；
もちろん夜は特別室だけでなく本来の洋食メニューが食べられますし、グラスワインも５００円から用意されているので気軽に使えるお店だと思います。
ただ特別室に６人以上の予約が入ると、洋食屋さんの方はお店を閉めるとのことですのでご注意ください。