本日のランチは京都府にある絶品の和食「草喰(そうじき)なかひがし」に行きました。
京都は言わずと知れた和食の激戦区ですが、そのなかでも最も予約が取りにくいお店と言われている超有名なお店で、常連様でも半年先の予約を取るのが大変なのだそうです。
そんなお店に運良く行くことが出来たのはいいのですが・・・
気合が入り過ぎていたせいでしょうか、なんとデジタルカメラを持って行くのを忘れてしまったのです!
朝からテンションが高くなりすぎていてカメラのことは全く忘れてしまっていたのです。
夢にまで見たこんなに素晴らしい絶品料理の写真が撮れないなんて・・・
何とか携帯電話に付属しているカメラで撮影が出来たのはいいのですが、使ったことがないので使い方が分からずピンボケばかりで、おまけに途中で電池がなくなってしまうという情けないことに。
ただ、最初のうちは全然綺麗な写真が撮れないのでかなり落胆していたのですが、途中からは食べるパターンがいつもと違うことに気が付きました。
いつもは撮影にかなり時間をかけて何枚も何枚も写真を撮ってから食べるのですが、今日は1枚撮るだけですぐに食べられたことがとても新鮮でした(^^
絶品の料理はもちろん、カウンター越しに丁寧に料理の説明をしてくださる御主人の中東さんの穏やかな表情やカウンター内の若い板さんのきびきびした動きまで、いつもと違ったものを楽しむことが出来ました(^^
山で摘んできたばかりの野草、畑でとれたばかりの新鮮野菜の美味しさを最大限に活かされた料理の数々はもう涙ものでした!
まず「八寸」です。
しっかりと説明は聞いたのですが、説明できません(^^;
どれもこれも感動的に美味しかったことだけは言うまでもありません!
「白味噌汁」です。
素晴らしく上品なお出汁に白味噌がとてもよく合います。
竹の子と栃餅が入っていました!
杉の木の板に挟まれたものが目の前の炭火の囲炉裏で網に乗せられてじっくりと焼かれていて、何が焼かれているのかとても気になっていたのですが・・・
鮭でした!
長時間遠火でじっくりと焼かれていた、というか炙られていたせいか、鮭の身が素晴らしくしっとりとしていてホコホコです!
杉の木の香りがほのかに移っていてなんとも言えず旨かったです!
「鯉の洗い」には辛味大根やその他たくさんの野草が添えられていて、淡白な鯉に香りの強い野草のコントラストが楽しめました。
カウンター内の土鍋で炊かれていた名物の絶品白ご飯なのですが、炊き上がる寸前、まさに芯がなくなるかなくならないかという究極のタイミングでほんの少し食べさせていただけるのです。
「すぐ食べてください」
今日はすぐに食べられました(^^
ほんの少しだけ感じられる芯を噛みしめると中からギューッとお米の旨い汁が染み出てくるのが実感でしました。
本当に素晴らしい演出です(^^
これは・・・なんだったか忘れましたが野菜の炊いたものです。
ホッとできる素朴な一品です。
そしてここからがこの店の真骨頂!というところで携帯電話の電池切れ。
でももはや悔しくはなく、むしろ今日はカメラを忘れて良かったとさえ思ってしまいました(^^
そして心から「白いご飯」「めざし」「お漬物」「おこげ」を楽しませていただきました!
最後に大きな苺と酒かすのシャーベットをいただきました。
本日いただいたお昼のコースは5250円です。
値段以上の価値がある大満足のコースでした!
車で行ったのでもちろんお酒は飲んでいませんが、お酒無しでこれほど満足できる料理はここより他ではまず味わえないでしょう。
だからこそ京都一予約の取れないお店なのでしょうね(^^
次はいついけるか分かりませんが、いつかまた必ず行きたいお店です。
【草喰なかひがし】
住所 : 京都府京都市左京区浄土寺石橋町32-3 地図
電話 : 075-752-3500
営業時間 : 昼12:00~、夜18:00~
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ○
定休日 : 月曜日