第14回淡路島創作料理コンテストの審査に参加させていただきました! @淡路島

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第14回淡路島創作料理コンテスト」の最終審査に、審査員として参加させていただきました。

このイベントは淡路島では毎年行われているようで、「淡路島おもてなしコンテスト」と同時に開催されています。

今回はたまたまご縁があってこちらに関わらせていただくことが出来ましたが、もう14年もこのコンテストが行われていたなんてまったく知らなかったので、内容のあまりの素晴らしさに心からの驚きと感動をいただきました!

今年のテーマは「淡路米」ということで、淡路島で収穫されるお米を使った新しい郷土料理を募集して「最優秀賞」、「優秀賞」、「審査員特別賞」を選出するコンテストです。

50作品の応募の中から第一次審査で選ばれた8作品を試食させていただき、6名の審査員で様々な観点から採点をさせていただき、選出させていただきました!

8つ全ての作品は、とても創意工夫され、味も抜群に美味しくて、どれが選ばれてもおかしくないくらいの完成度の高さです!

このコンテストに趣旨は「淡路島の食材を使って、新しい郷土料理を創出し、名物にすることによって淡路島の良さを島外の人に知ってもらい、淡路島に足を運んでいただく」というものです。

その趣旨に沿って皆でしっかりと協議をしました。

 

 

 

 

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会場となった淡路市岩谷保健センターで、調理風景も拝見させていただきました!

 

 

 

 

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8作品の中で、栄えある最優秀賞に選ばれたのは・・・

北淡震災記念公園」の田中有孝さんの作品「こけら寿し(べら・海老・鯛)」です!

べらと鯛のほぐし身や海老にしっかりと下味をつけて、寿司飯と交互にミルフィーユのように重ねて盛り付けたお寿司です!

様々な食材の美味しさが一度に味わえて、見た目にも美しいですね!

素朴な味わいが何とも言えず、これは間違いなく淡路島の名物郷土料理として広まっていくでしょう!

 

 

 

 

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優秀賞は・・・

ウェスティンホテル淡路」の八木大介さんの作品「淡路鶏と淡路古代米焼きおにぎり茶漬け

」です!

淡路産コシヒカリと古代米のおにぎりを軽く焼いて、上には淡路鶏の藻塩のソテーや茗荷を乗せ、淡路産生海苔や淡路放し飼いたまごが入った鯛のお出汁のお茶漬けです!

上品で高級感あふれる鯛のお出汁は、淡路米をはじめとする様々な淡路の食材の美味しさを最大限に引き出します!

 

 

 

 

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審査員特別賞は・・・

絶景レストランうずの丘」の藤見泰之さんの「島のいなほスープ」です!

淡路米と淡路玉ねぎを使ったスープに、蒸し焼きにした丸ごとの淡路玉ねぎが入った、豪快な作品です!

塩で炊かれた古代米と玄米にさらにしっかりと味をつけた「お米の調味料」をスープに加えることで、味や食感の変化が楽しめます!

お米と玉ねぎの甘さがしっかり感じられるスープと、柔らかくてびっくりするほど甘い蒸し玉ねぎが絶妙にマッチします!

お米の調味料はかなりしっかり目に味が付いているので、全体の味が引き締まってとても美味しくいただけます!

 

 

 

 

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こちらからは順不同です。

夢泉景別荘 天原」の前田敦司さんの作品「路米と鱧のハーモニー」です!

メイン、ソース、器に至るまで、すべてに淡路米が使われたこだわりの作品です!

照り焼きの鱧、お出汁で炊かれた淡路米にチーズを絡めたリゾット、米粉が使われたソース、お米で作られたパリパリ香ばしい器、これらすべてのハーモニーがあまりにも素晴らしいです!

 

 

 

 

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淡路島パルシェ」の鯛一仁さんの作品「希少米‼にこまる焼きむすび八宝餡」です!

淡路島で収穫されるお米の中の約1%しかない希少な新種米のにこまるを使ったおにぎりで、中には鯛のほぐし身と玉ねぎを煮込んだものが入っています!

淡路野菜をふんだんに使用したトロトロの餡と混ぜ合わせながらいただきます。

表面がカリッと、中はもっちりのおにぎりと具材が絶妙にマッチし、お出汁が効いたトロトロ餡がその美味しさをより一層引き立てます!

 

 

 

 

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淡路島観光ホテル」の堂本秀幸さんの作品「淡路牛~っとお米サンド」です!

ホットサンドのパンの部分を全部ご飯に変えてしまったというとてもユニークな作品です!

中には牛肉とチーズがたっぷりサンドされていて、ご飯との相性が抜群でとても美味しいです!

添えられた自家製の野菜もドレッシングもとても爽やかで美味しいです!

 

 

 

 

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ウェスティンホテル淡路」の濱崎貢さんの作品「淡路の恵 おこげ茶漬」です!

カリッと焼かれたご飯のおこげを器に入れ、鯛、サワラ、穴子を乗せて出汁汁をかけていただきます。

カリッと香ばしいおこげと具材と高級感あるお出汁が素晴らしくマッチします!

のり、三つ葉、山葵などの薬味や醤油を入れると、また違った味わいが楽しめます!

 

 

 

 

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南淡路ロイヤルホテル」の大久保祐二さんの作品「鱧ロール」です!

中国料理伝統の紅焼と呼ばれる調理法で煮つけた鱧で、淡路産きぬひかりを巻いたものです。

鳴門の渦潮に見立てた盛り付けが美しいですね!

柔らかい鱧にはしっかり味が付いていて、ご飯との相性が抜群で美味しいですね~!

 

 

 

 

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今日は本当に貴重な体験をさせていただきました!

淡路島には本当に素晴らしい食材と料理人と、素晴らしい文化があることを教えていただきました!

これからももっともっと淡路島に美味しいものを食べに行かせていただこうと思います(^^

 

 

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