本日のランチは北新地の堂島船大工通にある割烹「味吉野」に行きました。
こちらの割烹も以前からかなり気になるメニューがありました。
「カレー風味の天丼」です。
メニューの名前だけではどのようなものか想像もつかず、カレーと天丼って合うのだろうか?という不安もあり、今までお店に行けずにいましたが、本日これをいただいて大正解!
感動の嵐でした(^^
一見普通の天丼に見えなくもないですが、よく見ると飴色のカレー餡が天ぷらの上からかかっています!
しかも天ぷらの衣にもカレー粉が入っているではありませんか!
海老の上の海苔をどけてみるとこんな感じです。
ご飯には上品な鰹の風味が目一杯感じられる天つゆがかけられていて、天ぷらの上からカレー餡がかかっているのです。
ご飯と天ぷらを一気にいただくと、鰹出汁とカレーのスパイスとが絶妙に合うのです。
一瞬カレーうどんをいただいているような錯覚にすら陥りますが、天丼にはもってこいの硬めのご飯粒とプリップリの海老の食感は紛れもなく天丼です!
出汁とスパイスの香りも本当に素晴らしく、これこそ和と洋が見事に調和した最高傑作だと思いました(^^
味噌汁と小鉢と漬物がついた「カレー風味の天丼」1000円は、今年になって発見した激旨お値打ちの最高峰です!
盆の中央の徳利には何が入っているかって?
「カレーが入っていますので、足らなければかけてお召し上がりください」
ということです!
カレーが勝ちすぎてもいけないので、初めにかかっているカレーは最小限度にとどめられているのでしょう。
確かに初めのままでも繊細なカレー天丼の味が楽しめるのですが、これをかけることによってカレー優位の味が楽しむことが出来るのです!
もちろん海老天ぷらにかけてみました。
見てください!
この光り輝く飴色のカレー餡!
ご飯も天ぷらもカレー餡も最後の最後まで熱々で、食べ終わる頃には額にうっすらと汗がにじんでいました(^^
食べながらにやけてしまうほど旨かったこの素晴らしい味に大満足!
夜はかなり高くて自腹ではなかなか行けるお店ではありませんが、それだけの価値がこのお昼のメニューに現れているような気がします。
このお店もビルの2階のちょっと不便な場所にあるというのに、12時になる前からお客さんが途切れる事無く次々に押し寄せました!
店内はカウンターとテーブル2卓にお座敷が数部屋あり、もちろんこのお座敷でゆっくり落ち着いていただくことも出来ます。
和と洋の融合!
素晴らしい技を見せていただいたこの割烹の「カレー風味の天丼」は毎週でも食べに来たくなるほどの逸品です(^^