京都絶品和菓子めぐりの2軒目は創業明治21年の老舗「松彌」に行きました。
お目当ては夏季限定のこの「金魚」を始めとする目で見て楽しめる京生菓子です。
金魚鉢の中をゆったりと泳ぐ出目金とリュウキン、そしてゆらゆらと揺れる水草がなんとも涼しげです!
これはお菓子ではなくもはや芸術作品ですね(^^
この一つを仕上げるのに寒天を流し入れる工程を7回繰り返すそうです。
味はびっくりするほど美味しいというものではないのですが、寒天の甘さは控えめでほんのりと梅酒の香りがするとても上品なものでした。
1つ270円です。
こちらは「貴船川」です。
貴船川を悠々と泳ぐ鮎と川面に浮かぶ深緑のもみじの葉が象られている、こちらも何とも涼しげなもの。
見ていると冷たい水しぶきが飛んできそうな錯覚にすら襲われます(^^
一つ270円。
こちらは「うちわ」です。
思わずこれで仰ぎたく・・・・はなりませんでしたが、上品なこしあんがとても美味しかったです(^^
一つ210円。
「風鈴」です。
短冊には金粉がちりばめられとても美しいです!
「チリーン」という音が聞こえてきそうです(^^
一つ210円。
一つ一つ手作業で作られるため、一日に作られるのはごくわずかです。
従って百貨店の催しに出店することもなく、この場所でしか販売はしていません。
しかしこの素晴らしい生菓子を求めてこの地を訪れる人は後を絶たないようです。
3軒目へ続く(^^
【松彌】
住所 : 京都市中京区新烏丸通二条上ル 地図
電話 : 075-231-2743
営業時間 : 10:00~18:00
土曜ランチ : -
日曜ランチ : -
定休日 : 月曜日