あの超大行列の味にあまりにも似ています! 福島区 「つけ麺 みさわ」

本日のランチは福島区に昨日オープンしたばかりのつけ麺専門店「つけ麺 みさわ」に行きました。
このお店の場所は以前もラーメン屋さんだったのですが、そのお店が閉店し、その後改装工事が行われていました。
何が出来るのかと思っていたら、またラーメン屋さんになり、今日前を通ったら営業していたので早速行ってきました。
お店の方に聞いてみると、昨日8月10日にオープンしたばかりだそうです。
ラーメン屋さんと言っても、つけ麺専門店なので、熱いラーメンはありません。
ということで、「特製つけ麺」(1000円)をいただきました。
特製」とはどういうものかが分からないままこれを選びましたが、通常なら「1000円」もするつけ麺は食べないところですが、逆にどんなものか興味が湧いてきたのです。
オープン2日目ということもあり、まだオペレーションがしっかりしていないからでしょうか、席について25分後にやっと出てきました(^^;

この海苔に乗った大量の魚粉・・・
どこかで見たことがあるような・・・

DSCF4941-1.jpgDSCF4947-2.jpg

極太の麺の横に添えられているのは、淡路島産の玉ねぎのみじん切りで、これをお好みでつけ汁に入れるのですが、これは変わったシステムですね!
普通ならこういうものは有無を言わさず最初から入ってるものだと思うのですが、好き嫌いもあるだろうという配慮なのでしょうか。
いずれにせよ、私はこういうのが大好きなので、この玉ねぎをすべて投入して・・・

DSCF4949-1.jpg

魚粉も全てかき混ぜて、まずはつけ汁をデッドに飲んでみました・・・

(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!

と同時に思ったことは・・・

またお前か~っ!

です(^^

この言葉はこの方が「時屋」のつけ麺を食べた時に言われた名言で、「最近登場する豚骨魚介味は同じ系統の味ばかり」ということを意味した言葉です(^^

もちろんこれはめちゃくちゃ美味しいです!
素晴らしく美味しいです!
しかしながら、この系統の味はもう既に溢れかえるほどと言っていいくらい、あちこちで食べられますね。

そして、私の舌が正しければ(あまり自信はありませんが・・・)、この味は「時屋」の味にも似ていますが、それ以上に似ているのが、あの東京の超大行列店「TOKYO六厘舎」のつけ麺のつけ汁の味とほぼ同じです!
あまりにも酷似しています!
海苔に乗った魚粉も同じです(^^
横に2つ並べて食べ比べたわけではありませんし、六厘舎に行ってから少し時間が経っているので、細かい違いは分かりませんが、どう考えても似すぎています。
違いがあるとすれば、濃厚さとコクのある甘みは六厘舎の方が若干強く、酸味系はこちらの方がやや強いという感じでしょうか。
いずれにせよ、豚骨魚介の美味しさを追求していくと、やはりこの系統の味になるのでしょうね(^^
もちろん私はこれほど完成度の高い美味しいものが、東京に行って並ばなくても食べられるようになったのは大歓迎です(^^

DSCF4957-2.jpgDSCF4955-1.jpg

極太麺はそれほど特徴はありませんが、もっちりとして(゚Д゚)ウマー!

チャーシューは小さいですがトロトロで(゚Д゚)ウマー!

ここで、疑問点が浮上・・・
1000円もする「特製」を注文したのですが、これだけではその「特製」の意味が分かりません・・
ノーマルの「つけ麺」が750円なので、その250円差はどこにあるのか、それが分からなかったので、店員さんに、
「普通のつけ麺と特製の違いは何ですか?」とお伺いすると、

「特製は味玉が入り、チャーシューが増量になります」と店員さんが教えてくださいました。

でも私のつけ汁の中にはどこを探しても味玉は見当たりませんし、チャーシューも1枚しか入っていません・・・

気の弱い私は、どうしようかと思いながらも、勇気を振り絞って店員さんに、
「すみません、私は特製を注文したのですが、味玉が入っていなくて、チャーシューも1枚しか入ってないのですが・・・」と言ってみました。

すると、店員さんはびっくりされた様子で、
「すみません、失礼しました!すぐに持ってきます!」と言われ・・・

DSCF4960-2.jpg

こちらを持ってきてくださいました。
めでたしめでたし(^^
250円アップの全容もしっかり分かりましたね(^^

DSCF4962-1.jpg

食べ方の注意書きに「麺が残り3分の1になったら、麺に黒七味をふりかけて食すべし」と書いてあったので、原了郭の黒七味をたっぷり振りかけて食べたら・・・

(゚Д゚)ウマー!

また違った風味が楽しめるので、これは素晴らしいアイデアだと思います!

DSCF4936-1.jpgDSCF4964-1.jpg

麺を全部食べ終わったらお決まりの「スープ割」ですが、それもこのお店は独特のスタイルです。
まずカウンター上に置かれたポットに入った「和だし」を自分でつけ汁に入れます。
そして「焼き石」をいうものをお願いすると、このようなものがすぐに出てきます。
この石は、熱々に焼けている石で、これをつけ汁の中に投入するのです!

DSCF4965-2.jpgDSCF4973-1.jpg

ジュワーーーっという音とともに、ブクブクとつけ汁が沸騰します!
この「焼き石」は、ぬるくなったつけ汁を熱々にするためのものだったのです。
熱々が大好きな私にはとても嬉しい、素晴らしいシステムですね。

かなり熱々になったスープ割は、言うまでもなくめっちゃ(゚Д゚)ウマー!

DSCF4974-1.jpg

最後はデッド飲みで大満足!

ただ、最後のデッド飲みの際、レンゲでこの焼き石をしっかり押さえておかないと、唇に飛んでくると大火傷しますので、ご注意ください(^^

DSCF4931-1.jpgDSCF4929-1.jpg

麺が極太なので茹でるのに時間がかかるのは仕方が無いとは思いますが、25分は少し時間がかかり過ぎなので、「麺が茹であがるのに時間がかかります」など、どこかに明記しておいた方がいいかもしれませんね(^^
私は大丈夫でしたが、かなりイライラされてるお客さんもおられたようですから・・・

DSCF4928-1.jpgDSCF4925-2.jpg

お店の前で食券を購入するシステムです。
店内はL字型カウンター8席、4人掛けテーブル2卓、2人掛けテーブル2卓で、とてもお洒落な雰囲気です。
店員さんも皆元気がよく、笑顔を絶やさず、とてもきびきびされていて、見ていて気持ちが良いです。

このお店は、味は「またお前かっ!」でも、その食べ方を色々と工夫することで、見事にオリジナリティーを演出しておられますね!
これらの演出は、今の時代の外食産業超激戦、超過密の飽和状態の中で勝ち抜いていくためには、非常に大きな武器になることでしょう。
シンプルに食べたい人にとっては少しごちゃごちゃしすぎと感じるかもしれませんが、私はこのお店の演出に素直に感心させていただきました(^^

TOKYO六厘舎を食べたことのある人も無い人も、是非一度このお店の非常に完成度の高いつけ麺をお召し上がりいただきたいと思います。

【つけ麺 みさわ】

住所 : 大阪市福島区福島5-6-11 地図
電話 : 06-6452-3380
営業時間 : 11:30~14:30、17:00~24:00(スープなくなり次第終了)
土曜ランチ : ○
日曜ランチ : ○
定休日 : 無

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次